13歳の可愛い、可愛いメル友のおはなし
坂田 享子 2008年8月 5日
皆様、はじめまして。
私は葬儀会館ティア マネージャー坂田享子と申します。
長年の経験と培ってきた知識を元に葬祭ディレクター1級の資格を頂いております。
このコラムでは、妻、母、嫁、娘という女性ならではの目線から、葬儀を通して学んだこと、
お客様から教えて頂いたことを、皆様にお伝えしていけたらと思っています。
今回は、ある大切なかわいいメル友のお話をさせていただきます。
以前、私はある50代のお若い女性のお葬儀の担当をさせていただきました。
その方の通夜の席で、私は当時13歳のその女の子と出会いました。
私が通夜式のあと、ホールに戻ってくると、
その子が泣きながら年配の女性の方に付き添われて、
棺に何かを入れようとしていたのです。
近寄ってみると、それはその子が自分で買ってきたお菓子とケーキでした。
彼女は故人のお孫さんで、
大好きなおばあちゃんの為に自分ができることを必死で考えたのです。
わたしは、その女の子のおばあちゃんへの心に胸が熱くなり
祭壇にも、ケーキと大好きだったと伺ったレモンティを入れて
お供えしてあげることにしたのです。
それをきっかけに彼女とはいろいろな話をし、思いをひとつひとつ聞いて差し上げました。
そして、全てを無事終えて、最後にご自宅に伺ったさいに彼女から思わぬ申し出を頂いたのです。
「ねぇ、坂田さん、メールしようよ」
お互いにアドレス交換をした後、ご自宅を離れると早速メールの着信音が・・・
個人的な内容なので詳細は割愛させていただきますが、
三日間の葬儀期間を通じて、私が何気なくさせていただいていたことの
ひとつひとつを素直に喜んでいただき、感謝の言葉を一杯に書いてくださいました。
その子からは今でも学校の昼休みになると、メールが届きます。
私も若い子に負けないように、デコメールを必死で送付しています。
彼女は生来お口が話せないという困難を背負っていながら、
天子のように明るく澄んだ瞳を持った、
とっても可愛い、可愛いお嬢ちゃんでした。
大好きっ!
